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Journal of Kopindo

同じ場所に、戻り続ける。

E01からE06まで、フローレスへ3回、カリブニンへ3回。同じ場所に、何度も戻っています。残すのは成果のA面だけではありません。まだ答えが出ていないB面も一緒に残すから、また戻れます。

Journal of Kopindo Est. 2023.03 — Java E01 — E06

Selected photography — 田中聡起 Satoki TanakaAdditional images — Kopindo Field Archive

同じ出来事に、二つの面がある。

A面は、達成したこと。B面は、まだ答えが出ていないこと。迷いも、断られたことも、待たされたことも、ここに入ります。答えが出ていないから、また戻る。二度目から、始まる。

SIDE A / THE ACHIEVEMENTS

Side A — 2023 / E01

ルテンからバジャワへ。最初の道ができた。

VARIONとともにフローレスを縦断し、西ジャワ・パガレガンの視察までを7名で走り切った。この遠征でできた関係が、いまのKopindoの土台になっている。

Side A — 2024 / E02

教育プログラムの骨格が決まった。

中部ジャワ・カリブニンでのファームステイ型実地研修と、スマトラ・タケゴンでのScouts遠征。12名が参加し、いまのKAFEにつながる基礎構造ができた。

Side A — 2025 / E06

実験だったKAFEが、制度になった。

マカッサルからトラジャへの探索遠征、ジャワでのAgrication合宿、フローレス探検を並行実施。16名が動いた期。KAFEはKopindo Agrifield Exploration Programmeとして正式に開講した。

構想から統合まで、4年で4段階。

Kopindoは2023年3月、インドネシア・ジャワで始まりました。毎年ひとつずつ段階を上げています。

2023Ideation / 構想期

構想と、最初の産地調査

Flores Expedition(Kopindo Archipelago Field Research)とJava Field Study(Java Sugesti Investigation)を実施。産地の理解とネットワーク構築から始まった。

2024Pilot / 試験運用期

Agrication Camp と、最初の豆の取引

Java Stay(Arif Farm Stay Programme)、Sumatra Expedition(Kopindo Beyond Borders)、Junior Trainingを実施。教育と事業開発の両輪を試験運用した年。

2025Ventures / 事業期

Kopindo Coffee Ventures 設立

KAFEシリーズが正式開講。海外研修、Java Stay、南スラウェシ遠征を並行実施し、教育を事業として成立させた年。

2026Integration / 統合期

事業・教育・社会性を、ひとつの構造へ

教育プログラム、豆の取引、探索活動を別々の活動としてではなく、一つの構造として運用する段階。記録と指標を整えながら、外へ開いていく。

いつ、どこへ、何人で行ったか。

解釈を挟まない事実の記録です。遠征コード、時期、地域、動員数だけを残します。各回の中身は、上のA面・B面で読んでください。

Total ExpeditionsE01 — E06
Total Participants51 Mates
Archived ScopeAceh → Flores

LOG // E06S 2025 Q3 — Aug–Sep

S. Sulawesi Expedition(南スラウェシ遠征)

KAFEシリーズ正式開講期。マカッサルからトラジャ周辺へ向けた探索遠征を実施。並行してジャワでのAgrication合宿およびフローレス探検が行われた。総動員数16名。

REGION: MAKASSAR – TORAJA PARTICIPANTS: 16 SCOUTS
LOG // E04-05K 2025 Q1–Q2

KoPilot™ Personal Training(越境型伴走)

シンガポールと西・中部ジャワを結ぶ越境型パーソナルトレーニングの試行および正式開講。個人を起点とした伴走(KoPilot™ End-to-End Achievement Facilitating)のプロトコルを検証。総動員数3名。

REGION: SINGAPORE – JAWA PARTICIPANTS: 3 KOPILOT
LOG // E03A-V 2024 Q3 — Jul–Sep

KAFE Pilot Programme(ジャワ・バリ・フローレス)

「Agrication」をテーマにKAFEシリーズを実験展開。カリブニンでのCoffee Processing Camp、バリでのScouts遠征、フローレス探検を実施。総動員数13名。

REGION: JAWA – BALI – FLORES PARTICIPANTS: 13 KAFE
LOG // E02A-S 2024 Q1 — Feb–Mar

Central Jawa & Aceh Expedition(合宿と遠征)

中部ジャワ(カリブニン)でのファームステイ型実地研修(Coffee Camp)と、スマトラ・タケゴンでのScouts遠征を実施。教育プログラムの基礎構造を確立。総動員数12名。

REGION: C. JAWA – ACEH PARTICIPANTS: 12 CAMP
LOG // E01S-B 2023 Q3 — Aug

The First Expedition(初期調査と原点)

Kopindoの原点となる初期調査遠征。VARIONと共にルテンからバジャワへのFlores Expedition、およびパガレガンでの西ジャワ視察を実施。総動員数7名。

REGION: FLORES – W. JAWA PARTICIPANTS: 7 FOUNDATION

なぜ、インドネシアで、コーヒーだったのか。

Kopindoの活動記録は上のとおりです。ここから先は、それが成立するために必要だった前提条件の話です。代表個人の経歴そのものが主題ではありません。

Kopindo Mates

Kopindo Field Archive

なぜインドネシアか2006–2013

言語と地域研究の7年があった

代表・北村輝は大阪外国語大学 外国語学部でインドネシア語を専攻し、比較文化学とフィールドワークを学んだ。在学中に20カ国26都市を訪ねている。現地の言葉で直接話せることが、Kopindoの活動全体の前提になっている。

なぜ事業としてか2013–2021

素材商社での8年があった

特殊鋼、特殊化学品、高機能樹脂。BtoBの商流と事業運営を8年経験している。Kopindoが「支援」ではなく「事業」として設計されているのは、この期間の見方を持ち込んでいるため。

なぜ2023年か2022–2023

一年の空白を挟んでいる

2022年、次の航路を決めないままの一年。翌2023年に合同会社Henley & Companyを設立し、3月にKopindoが始動した。「立ち止まり、自分の意思で選び直す」という原則は、机上の理念ではなくこの一年から来ている。

なぜ産地に立てるのか2026

精製を、体系として学び直した

2026年5月、CQI Processing Generalist を取得(Coffee Quality Institute認定。Educator: Johan Kwe / Gravafarm Indonesia)。生産者と精製の話を対等にするために、経験ではなく体系として学び直している。

より詳しい思想と行動原則は Charter(約束) に、事業の全体像は Portal(案内) にあります。

受け取ったものを、どう返してきたか。

現地で受け取ってきた厚意、時間、食事、生活空間。返しきれているものと、返しきれていないものの両方を、率直に書きます。美談にはしません。

「愛とは、その場所にいてもいいということだと思うんですよね。」
田中さん — Photographer, Kopindo Coffee Scouts Alumni

読んだあとの行き先は、二つだけ。

Journalには独自の申し込み窓口を置いていません。話を聞きたければHenleyへ、私たちが何をしないかを知りたければCharterへ。

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